天の川の中の小さな星に住む宇宙人。
人間の幼児に似た外見をしているが
足は見当たらず宙に浮いて移動する。
喋り方や名前に特徴がある。
大抵老若男女同じ体系をしており
一見性別はわかりにくい。
ごく稀に人間の成年体サイズになる
ものもいる。その突然変異体のゴドル星人
のみが銀河をかける鉄道の運転手になれるとか。

「ほろほろ。この指輪は何ちも？」

「・・・その呼び方やめろ」

「あらぁほろほろは大きくなっても
ほろほろちも・・・この指輪、ちもちもに
サイズぴったし!!まさか・・・
愛の告白、ちも!?」

「ぶっ殺すぞごま饅頭。おまえら皆
同じサイズじゃねぇか」

「あいかわらず口悪いちも・・・
わかってる。これ、たもたもに渡す
指輪だったちも？」

「・・・・・・・」

「たもたもはタモヒメになっちゃったちも。
ほろほろがホロイツになっちゃったように。
もうこの指輪、入らないちも」

「・・・・・・・・・・」

「・・・でも、新しいのを買えばいいちも。
ちもちもがサイズ聞いて来てあげるから」

「・・・・・・いいんだ」

「なんでちも？別になんも問題ないちも!
むしろホロイツとたもたもより、
ホロイツとタモヒメの方がお似合い、
ぴったりサイズちも！」

「いいんだって！」

「ほろほろ・・・」

「俺じゃだめだったんだよ・・・
俺じゃ・・・」